読みました
本読みました。
キッチン・コンフィデンシャル アンソニー・ボーデイン/野中 邦子訳 新潮文庫
ニューヨークの有名レストランのシェフである筆者のノンフィクション・エッセイです。
なんでこの本を買ったかといいますと。
何か本よみてーなー、と本屋いったわたくしの目を。
この本の宣伝文が奪ったからですね。
「夏の海辺のレストラン・ウェディング。
大学生の著者が目撃したのは、
花婿も披露宴客もよそに、
シェフを行きずりの◎◎◎へ誘う花嫁の姿だった・・・・。
以来敢然と料理の世界に飛び込み30年。NY超有名店の破天荒シェフが暴露する
驚愕間違いなしの秘密の数々・・・・・・」
シェフを行きずりの◎◎◎へ誘う花嫁の姿だった・・・・。
行きずりの◎◎◎
知ってのとおり、ちかごろわたくしは、
男女の性愛を主に描写した動画作品、
つまりまあアレですけれども、
とくに海外作品を好んで鑑賞しております。
「オウイエス」「オウイエース」
「AH!Ahunnnnnnn!!」
「カモッ!イエァッ!!」
「Hhhhhnuuummmmm!!!!」
1分後レジで代金を支払っているわたくしがおりました。
まぁ、内容としては、
エロ本ではありません。(あたりまえだ)
この筆者がいかにして「シェフ」になっていったのかが活写されております。
このシェフさん文章がものすごうまい。訳の妙ってのもあるんでしょうが、
スラングと厳粛さが入り混じったとでもいうのか。厳粛さはあんまないですが。
とても読みやすく引き込まれる。
優れたビルドゥングス・ロマンといえるのではないでしょうか。
そんでまぁ、「破天荒」とか宣伝文句に書いておきながら
本当に「破天荒」なら出世なんてできっこないわけで、
成功者が何を考えたのか、が垣間見れて面白いです。
デキる大人は考えてる事が違う。
この本読み終わると、
ワンピースの、サンジが居たレストラン船が実は実情に近かったんじゃないかって思えてきます。
まぁあれは少年向き。これは大人向けです。
この本に登場するシェフが、いつ「ヘボイモおそれいります!」と言うかとハラハラしました。するかっつの。
実はこの”日記”訂正4回目ぐらいです。
①ふつーの日記(これとは違うバカネタ)
②ブチギレ
③更新停止宣言
④んでこれ
今日、2時間ぐらいで4回めまぐるしく変わったんだね!すごいね!
俺の暇人!
まあのらりくらりやります