ゆるやかに

わがギルドはlie(嘘)なので。嘘の話。

うろ覚えです。

確か、司馬遼太郎の「坂の上の雲」だったかと思うんですが、
正岡子規か、秋山好古か、秋山真之だか、忘れてしまったのですが、
ひょっとしたら小村寿太郎かもしらんのですが、
こういうせりふがあります。

アメリカの初代大統領のワシントンの外交を評し、
「ワシントンの外交には嘘がなかった。嘘ばかりの外交はいつかばれるし知恵もつかう。
正直を押し通せばさほど知恵はつかわんものだ。正直第一のワシントンは、俺には一番えらい政治家だったように思える」

・・・たしか、こういう内容。


なるほどなぁ、と思ったわけで。

おそらく、司馬遼太郎自身の道徳観も反映されてるせりふなんでしょうけど。



外交という、国と国の関係だけじゃなくて、
他人と自分、自分と自分の関係にも当てはまるんじゃねぇかな、と思っております。




んで、
逆に、「悪正直」って言葉もあるのです。
今作りましたけど。

相手のことを考えないで、己の正直を貫きとおし、相手の傷つくのも考慮しない。
視野が狭い正直、それが悪正直。

そういうのは、困るんだなあ。

かといって、じゃあ、嘘がいいのかっていうと、
気分よくねぇしなあ。


人間難しいなあ。

結局、出来るだけ誠実に生きてくってだけですかね。
つきたくもねぇ嘘をつかないでもいいように。

よくわかんねぇすね、人間。

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by kentakuma | 2005-09-14 00:00 | 謎小説