おもしれぇー

僕は、面白いだろうなあ!と目星をつけた漫画を、
イッキ読みしたいがために、
あえて、
その漫画に関する情報をすべてシャットダウンし、
雑誌掲載されててもトバし、
単行本が発売されてもグッっと我慢し、
完結したときに大人買いして、イッキ読みの快楽に身を任せる、
ということをやっているのです。
いわばマンガ光源氏計画。

ようじょじゃなくてマンガでやってるトコに俺の悲しさ、伝われ。


もとい。

現在僕に「育成」されているマンガはいくつかありまして、

藤田和日郎「からくりサーカス」・・・うしおととらが大好きだった。これも面白い、だろう!
雷句誠「金色のガッシュ!」・・・ちょっと読んだ。やばい泣きそうだったのでとっとく。
漆原友紀「蟲師」・・・アフタヌーン買ってた頃にやられた。とっておく。

など、ですね。

ですね、つって、なんか自分がとてもキモい人のように思えて来ましたけれども、
まだくじけずに書きます。

なんでこんな読み方をしているかというと、
ひとえに「うわあああああああ先が気になるううううううううううううううう」という、
靴を隔てて痒い足を掻くような、
手袋をして落ちた針を拾うような、
ギリギリの焦燥感を避けたいからでございますね。

そんで、うっかりその禁を破り、
リアルタイムで本買っちゃったせいで今とんでもねぇイライラ・続き読ませろ感にさいなまれている本があります。

岩明均 「ヒストリエ」。3巻が出たので、買っちゃいました。


 わたくしマンガランキングの上位に食い込む、名作「奇生獣」の作者の、
現在アフタヌーンに連載中の新作でございます。
 ジャンルは歴史モノでございます。

 もうね、なんつーかね。
物語の構成の巧みなのは、
以前までの作品でもう何度も示されているんですがね、
「ああ・・・・!あのせりふはああいう意味が・・・!」とか、
「この登場人物はこういうキャラクターだったのか・・・!」とか、
読み進むたびにカタルシスを得るわけですよ。
で、続きが気になるんですよ。
で、本がでるのが・・・・一年後とかだったりするんですよ。

うわあああああああああああ気になるううううううううううううううううううううううう

いや、地味っすよ?
マンガとしてはすごい地味な部類に入ると思いますよ。
グロいし。
3巻でも、
縛り付けられて、
マグナムを生きたまま切り取られ、
「子汚(こきたね)ー」とか辱められて、
生きながら切り刻まれるとか、そういうのはありますけど。

岩明均のマンガにはかなりの率で鮮血・バラバラ死体・レイプが出てきますけど。


このマンガまじおもしれー。

表情がパターン化してないんです。
『喜怒哀楽』の4パターンだけじゃなくて、
生きた人間そのまま。
表情で、キャラクターのキモチが伝わってくるんです。

主人公エウメネスの「泣きもしなかったのなんていつの話」、
奴隷カロンのエウメネスに対する態度の理由、あの号泣の眼つったらねぇわ。

おすすめす。

んで、あなたも続き気になってください。

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by kentakuma | 2005-11-25 02:17 | 謎小説